モバイルバッテリー
MOBILE BATTERIES
安全な使用について
この記事をXで共有しませんか?
Tweet
モバイルバッテリーは、現代のデジタルライフにおいて、生活の質(QOL)を大きく向上させるアイテムとして進化を続けています。外出中など電源がない場所でも、デバイスのバッテリー残量を気にせず使用できるので、移動中や外出先での時間をより有効に活用できるようになります。
ビジネスにおいては特に、重要な電話に出られなかったり、必要な情報を確認できなかったりといった機会損失を防いで、効率性を提供する重要なツールと言えます。
そんなモバイルバッテリーを安全に使うために、正しい知識を持つことが必要となります。
モバイルバッテリー 使用の際の注意点
どんな製品も使い方を間違えると発火のリスクがあります
-
落とさない
ぶつけない衝撃を受けたバッテリーは見た目に変化がなくても内部の電池が破損し、発煙・発火・膨張する恐れがあり、時間差で異常発熱する場合もあります。
-
充電しながらの
使用にも注意が必要充電しながらの動画視聴やゲームは端末の温度を上げ、バッテリーを急速に劣化させる可能性があります。
-
使用する環境の
温度にも気をつけよう夏の高温だけではなく、冬場にも特に気をつけないといけないのが温度です。暖房器具のそばなど暑すぎる場所だったり、窓のそばなど寒すぎる場所も注意が必要です。
- ①モバイルバッテリーを満充電した後は、電源につないだままにせず、毎回充電ケーブルを取り外してください。 過充電となる可能性があります。
- ②モバイルバッテリーを使用せずに長期間放置したままにすると、使えなくなる場合があります。3か月に1回程度は充電を行ってください。
- ③モバイルバッテリーを機器に長期間繋いだままにすると、過放電状態になり使えなくなる場合があります。使い終わった後は、取り外して安全な場所に保管してください。
- ④熱い車内や、直射日光、ストーブの近くなど高温の場所に放置すると事故の原因となり大変危険です。
- ⑤枕の下や毛布の中など熱のこもる場所での使用はしないでください。発熱・発火の原因となる恐れがあります。
- ⑥低温または高温下で充電すると十分に充電ができなかったり、バッテリーの劣化につながる場合があります。
ミニコラム①
- モバイルバッテリーの使用期間
- 商品に繰り返し使える回数が記載されている場合でも、使用される環境や頻度、使い方など様々な要因によって使用可能な期間に影響を与えます。バッテリーは特性上、使用とともに徐々に劣化が進んでいきます。異常を感じたら安全のためにすぐに使用を中止してください。
ミニコラム②
- 互換性によるトラブル
- 変換アダプタを使用して蓄電(本体への充電)やデバイスへの充電を行う場合は、アダプタの仕様や相性によって、予期しない動作を引き起こす可能性があります。電圧の不安定化はバッテリーへの負荷となり、膨張の原因にも繋がるため、可能な限りメーカー指定のケーブル、または信頼性の高い純正品を使うのが安心です。
知っておきたいモバイルバッテリー裏情報!
サイレントチェンジとは
部品や仕様がメーカーの知らないうちに製造元の工場で無断で変わるサイレントチェンジ。
モバイル機器メーカーが、日常的に対応を迫られている事案です。
モバイルバッテリー業界は、競争が非常に激しいため、製造を請け負う海外の工場では常にコストダウンが求められています。
そんな中、管理の甘い工場においては『同じような部品や仕様なら勝手に変えても良いのでは』と無断で事前の取り決めとは異なる材料に変更してしまう事案が起きています。
販売元のメーカーがそれに気付かぬまま、安全面や機能面が守られていない商品を意図せず販売してしまう事をサイレントチェンジと言い、各メーカーにおいて非常に注意すべき問題とされています。
安全な商品を提供するために以下の対策をしています。
- 自社検証機関での製品機能チェック
- JBRC加入・リサイクル事業
- 定期的な海外工場の視察
- 製品サポート・機能改善
PSEについて
PSEとは「電気用品安全法(電安法)」の規制を満たしていることを示すマーク。電気用品の安全性を確認し、消費者に安心して製品を使用してもらうための証明です。このマークがある製品は、安全な運用が可能であることが保証されています。特定の電気用品(家庭用電気製品、モバイルバッテリー、一部のLED製品など)が対象となり、コンセントに接続する製品の多くが該当します。日本国内で電気製品を販売するためには、一定の基準を満たす必要があり、PSEマークを取得することで、その基準をクリアしていることを示します。
保護回路について
保護回路とは、電気機器やバッテリーが過充電・過放電・過電流・過熱などの異常な状態になった際に、自動的に電流を遮断したり制御する役目を持つ、機器の破損や発火を防ぎ、安全性を確保するための回路です。
主な保護機能の一つ 過充電・過放電保護
仕組み: バッテリーの電圧を監視し、過充電(高電圧)や過放電(低電圧)になると、充電・放電経路を遮断します。電圧や電流、温度を監視し、許容範囲を超えると機能を停止させます。モバイルバッテリー Q&A
- Q. 本体への蓄電(充電)がなかなか終わりませんが、故障でしょうか?
- ご使用の充電器(ACアダプタ)の出力電流が不足している可能性があります。入力電流が小さい充電器を使用していると、蓄電に大幅な時間を要したり、満充電にならない場合があります。製品仕様に適した出力を持つ充電器をご使用ください。
- Q.端末に充電はできるが本体に蓄電できない。またはその逆。
- 入出力ポート(挿し込み口)を間違えて接続されている可能性があります。製品によって、入力専用・出力専用・入出力兼用のポートが分かれています。接続先が正しいか、今一度製品仕様書を ご確認ください。
- Q. 夏場など、充電が途中で止まってしまうことがあります。
- デバイスやバッテリー本体が規定以上の熱を帯びると、保護機能により充電を停止する場合があります。これは異常発熱を防ぐための安全仕様です。その場合は一度接続を解除し、涼しい場所で本体の温度が下がってから再度接続を試みてください。
モバイルバッテリー使用中に異常が発生した場合
モバイルバッテリー使用中止のサイン
こんな場合は安全のためにすぐに使用を中止してください
-
充電性能の劣化
・端末に充電できる容量が当初の半分程度にまで落ちてきた。
・モバイルバッテリーを充電中に以前よりも早く充電が完了する。
・充電ができない。
・不意に電源が切れる。
-
外観の異常を確認
・モバイルバッテリーを充電中に以前よりも熱くなる。
・モバイルバッテリーに膨らみ、液漏れが見られる。
・内部から部品が外れているような音がする。
・焦げ臭い、変なにおいがする。
-
外部からの衝撃
・モバイルバッテリーを落としたり強くぶつけたりした。
・ケースの外観に損傷が見られる。
・コネクタ部分が変形、ぐらぐらしている等、異常が見られる。
・モバイルバッテリーや充電ケーブルのコネクタ端子部分が変形している。
モバイルバッテリーの廃棄方法
家にさまざまなリチウムイオン電池製品があって、捨て方に困っているという方もいるかもしれません。自治体によって捨て方が異なりますので、自治体のHPなどで確認してください。家電量販店などに設置されている回収ボックスでも回収できます。